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ヤマノイモのムカゴ

そろそろ里にもほのかに樹々の色づきが降り始めてきました。
林縁を歩いてみると、オトコヨウゾメ、シラキ、ヤマボウシ、コウゾなどが
黄色に、橙に、紅に染まり始めている様子。
そして、その中でひっそりと秋の味覚ヤマノイモの葉も、
黄色く染まり始めていました。

よく見れば、ツルにはまだムカゴが残っていました。
半月程前は、まだツルンとした形だったのに、
今日見たものはデコボコとしています。
自然に落ちる寸前なのでしょう。
触るとポロッと取れて、ころんと草むらに落ちてしまいます。

昔、御婦人が林縁で雨傘を逆さに差しているのを見かけ、
不思議に思い声をかけて聞いてみると、
なんとヤマノイモのムカゴを採っているとの返事。
そばに落ちていた1m程の枝で、軽くたたくように揺さぶると、
見事逆さの傘の中に落果するという寸法。
うまいこと考えたなぁと思い、
私も試してみると、これが抜群の威力を発揮。
それ以来、ムカゴ採りには雨傘は必須となりました。

1つひとつのムカゴは小さいけれど、量が採れること、
そしてヤマノイモの味わいが濃厚に凝縮されていることから、
かなりの美味なのです。
フライパンで炒って塩をかけるだけでも十分。
ホクホクとしたサトイモのような味わいです。
個人的には、炊き込みご飯にしてしまうと最高かなとも思います。

しかし今回は、雨傘を持って行かなかったので、
手で採ったムカゴはこれだけ。
資源保護の意味も含めて、全部をツルの周辺に蒔いてきました。

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