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ルールと思いやりの境目

いつもの通勤路で、
前には一台のワンボックスカー。
前方の信号は赤。
追従して止まっていると、
横断歩道を小学生の列が渡って行く日常があった。

そして前方の信号が青になったが、
前の車、そして反対車線の車の双方に動き出す気配がない。
よく見れば、前の車の運転手さんが、
渡りきれなかった小学生に向かって、
行っていいよと手をふっている。
それを確認した反対車線の車の運転手さんも、
手で合図をして待っている。
もちろん、それを知って私も待った。
うしろの車をわかった様子だ。

しかし、小学生数人は困惑気味。
横断歩道の信号は赤。
渡るべきか、待つべきかを考えていた。
その反対側で、先に渡った小学生たちが信号を指して
赤は渡っちゃ行けないんだよと信号を指差していた。

ここから根比べが始まった。
といってもほんの数秒だが、双方動かない時間が過ぎる。
結局は小学生が困惑しつつも、
赤信号を渡って行ったのだ。
その後きちんと皆、頭を下げていったのは微笑ましかった。

ここにルールと思いやりの境目、
その難しさを知った思いだ。

結果はあれで良かったんだと思う。
昨今の子供達はルールに縛られすぎているきらいがある。
確かに信号機はルールの象徴。
しかし、あくまでも目安だ。絶対ではないと思う。
ルールに思いやりが勝った瞬間。
車社会だからこそ、私には意味のある出来事と感じた。
そしてあの子たちもきっと、何かを感じとったはずだ。

小学生に道を譲った運転手の根気強さに感謝!

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