October 2020  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

タンポポ

今朝も愛犬2匹と散歩。土曜日の朝と言うだけで、何やら清々しい雰囲気が漂います。
そんな散歩中、白い軽トラの脇で座り込むおばちゃんと遭遇。車を停め、畑の畔にしゃが
みこんで何やら採っている様子。朝の挨拶を交わし、荷台を覗き込むと、ホウレンソウと
ナノハナが満載。聞く所によると、東京の大きな八百屋さんに頼まれ、出荷用の葉もの野
菜を摘んできた帰りだという。そしてその片隅に、まだ葉を広げきっていないタンポポがコンビニ袋4〜5個分わっさりと摘み上がっていました。おばちゃんの手には包丁が握ら
れ、片手には今そこで摘み取ったばかりのタンポポの株が2〜3個握られていました。
「おばちゃん、タンポポなんてどうするの?」と聞いてみます。
するとおばちゃんは、「これも注文品だぁ、東京に出荷するんだぁ」と。
そして、「葉っぱは天ぷらかおひたしに、元の堅い所は油炒めにするんだよ。あたしは食べたことないけどね、東京の人は食べんだぁ」と。
そしてつい、「こんな所のタンポポは、犬がみんなオシッコ引っ掛けてるけど、いい
の?」と意地悪く聞いてみました。
しかしおばちゃんはたじろぎもせず、「いい肥やしになんべ」と全く気にしない様子。
その会話の途中でも、うちの愛犬はギシギシにオシッコをひっかけていました。
東京の人もきっと生では食べないだろうから、気にしないようにしようと自分を勝手に納
得させることに。さすがの私でも、ここのタンポポは食べられないなと思いつつも。
浅黒い笑顔のおばちゃんは「ホウレンソウ持って行きな」と言って、コンビニ袋一杯にホ
ウレンソウを詰め込んでくれるではないですか。
こちらの気持を見透かすように「これはおしっこなんかかかってないよ」と。
直後軽トラをぶっとばして走り去るおばちゃんを見送る私がいました。
ホウレンソウありがとう、おばちゃん。さっそく茹でておいしく朝食にいただきました。
栃木のおばちゃんは朝からパワフルでした。

comments

   
pagetop