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皐月ならぬ文月

なんとか梅雨らしい雰囲気が出始め、ネジバナがぱらりと咲き出しました。
我が家の庭のサツキも見頃を過ぎ、散り始めています。
しかし、中には遅咲きのため、これから咲くぞという品種もあるようです。
先日も、秋田でかなり咲き出しの遅いサツキの品種「紫勲」の話題が出て、
7月にならないと咲かないんじゃないかとの声もありました。
紫勲は秋田五銘花の1つに数えられていましたが、あまりの花の遅さに、
ついに若山という品種に取って代わられてしまった不遇の品種なのです。
白地に紫色の絞りが入る紫勲、見たことのある人は少ないでしょうが、
とてもいい花です。機会がありましたら、是非じっくりと見てください。
しかしここまで花が遅いと、皐月ならぬ文月になってしまいそうですが…。
ツツジの仲間で、サツキより遅く咲くものはほとんどありません。
よって、6月だろうと、7月だろうと、サツキの花が咲いても、
たいてい「サツキ」と呼びますが、これが反対に早く咲くと、
「サツキじゃないんじゃないの」との声が必ず上がります。
そう、4月にでも咲けばミヤマキリシマやヒラドツツジ、アザレアも
咲いていますので、疑われる訳です。
梅雨明けの青空に映えるサツキの花、これもまた一興か…。

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