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皐月ならぬ文月

なんとか梅雨らしい雰囲気が出始め、ネジバナがぱらりと咲き出しました。
我が家の庭のサツキも見頃を過ぎ、散り始めています。
しかし、中には遅咲きのため、これから咲くぞという品種もあるようです。
先日も、秋田でかなり咲き出しの遅いサツキの品種「紫勲」の話題が出て、
7月にならないと咲かないんじゃないかとの声もありました。
紫勲は秋田五銘花の1つに数えられていましたが、あまりの花の遅さに、
ついに若山という品種に取って代わられてしまった不遇の品種なのです。
白地に紫色の絞りが入る紫勲、見たことのある人は少ないでしょうが、
とてもいい花です。機会がありましたら、是非じっくりと見てください。
しかしここまで花が遅いと、皐月ならぬ文月になってしまいそうですが…。
ツツジの仲間で、サツキより遅く咲くものはほとんどありません。
よって、6月だろうと、7月だろうと、サツキの花が咲いても、
たいてい「サツキ」と呼びますが、これが反対に早く咲くと、
「サツキじゃないんじゃないの」との声が必ず上がります。
そう、4月にでも咲けばミヤマキリシマやヒラドツツジ、アザレアも
咲いていますので、疑われる訳です。
梅雨明けの青空に映えるサツキの花、これもまた一興か…。

モチ病対策

今年はモチ病の葉をよく見かける気がします。
例年だと、よほど管理の悪い庭木のサツキでもなければ、
見かけないものですが、
今年に限っては、鉢植えのサツキにも普通に見られます。
このままの状態で、梅雨が長引くようだと大発生の予感もします。
ちなみにモチ病とは、葉の一部または全体が引きつるように縮れ、
それが徐々に膨らんでモチのようになる病状を指します。
これがひどくなるとモチ状のふくらみがよりふくれあがり、
白っぽい粉を吹き始めます。モチ病とは言っても、全く食べてみたい
という気は起こりません。
ハッキリ言って、見た目に何ともよろしくない状態となり、
誰が見ても明らかに病気とわかります。これにかかったということは、
日頃の殺菌剤散布が足りない証拠でもあります。
かかってしまったこれからの対策としては、モチ状の葉を全て切除して、
それを焼却処分するしかありません。そして、まだ病状の現れていない葉
には、サンボルドー水和剤、Zボルドー銅水和剤、バシタック水和剤
などを散布します。最近はベフドー水和剤も効果的だと聞きます。
そして、サツキが休眠した冬場に石灰硫黄合剤を散布すれば完璧でしょう。
せっかくのサツキが病魔に冒されることのないよう、薬剤散布は
しっかりと行いましょう。

ぽつん

おひさしぶりです。ぽんです。
今日、編集の部屋には私しかいません。
みんな取材に出ています。
この時期サツキ編集部は特に、ほとんど顔を見ることはありません。
土曜日は取材箇所も多く、
今日は30度を超える所もあるのでは?とのこと。
熱くて暑い日、どうぞ体には気をつけて。

サツキ展取材

とうとうサツキ展示会の取材が始まりました。
ここの所の冷え込みのせいか、まだまだ咲き具合は足りないようですが、
これから全国に取材班が出向きます。私も今日一カ所撮影に行ってきました。
毎年、私が最初に撮る作品を「吉品種」と勝手に決め込み、
特に何も無いのですが、一応その品種の作品を見かけると、
愛でるようにしています。今年の「吉品種」は「松波」。
しかし、ツボミが堅く全く咲く気配のないものでした。
そこで、咲いている品種で「吉品種」を選ぶと、こちらは「幸の泉」。
早咲き品種の「旭の泉」を親に持つ、交配実生種です。
今年最後に撮る、「吉品種」目指して、これから撮影の旅に出かけます。

サツキの底力

我が家のサツキはスパルタ培養。水遣りは真冬でも夜遅くなってから与えることが多い。
朝だと水道が凍るため、灌水ができないことが多いからだ。
突風のような風の害、乾燥も凄い。そんな環境に晒されたお棚とは言えないお棚。
それでも毎年健気に花を咲かせてくれるからうれしい。サツキとはなんと強いものなのだ
ろうと感じるものだ。
もちろん、この培養環境に馴染めない、耐えられないものは、可愛そうだが枯れてしま
う。そうなる前に、庭に降ろしてしまったサツキも数多い。地に降ろしてしまえば、まず
枯れることはないからだ。
そしていつしか、鉢に入っているサツキは7鉢だけに。
しかしなぜか樹性の弱いとされているものばかりが鉢に植えられ残っているから不思議。
特に月桂冠と貴公子は元気。住めば都なのか?枯れる気配は今の所なさそうだ。
今朝、久しぶりにこの時間帯に灌水をしていて、そんなサツキの底力を思い知った。
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