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そうめんが泳ぐ

先日、東海地方のとある山にて経験したこと。
登山中に水を飲もうと清水の流れ込む沢に降り、
水の汲みやすそうな場所を探していると、
目の前のよどみに、何やら白いそうめんのようなものが流れていた。
いや、よく見ればそれは流れていたのではなく、泳いでいたのだ。
何だ?と目を凝らしてみると、ほんの少し頭部が膨らみ、
わかり易く例えるならば、白くか細いうなぎの稚魚の様な風貌。
くねっくねっと動き、ゆぅ〜らゆぅ〜ら泳いでいる。
とっさにこれは寄生虫の一種と判断。
この沢の上はもちろんのこと、
下側数キロの所にも人家等の施設はない。
普通なら、冷たい清水をガバのみする所であった。
ヤバかった、水を飲む前に見つかってよかったと胸を撫で下ろす。
さすがにその沢の水を飲むことは断念!
万が一卵でも体に入って、最悪の事態になるのだけは避けたかった。

そういえば北海道では、エキノコックスという寄生虫がいるのだ。
犬や猫に感染し、人にも移るという怖い寄生虫。
肝臓に寄生して、かなりヤバい症状を引き起こすらしい。
なんとこのエキノコックスがここ最近本州にも上陸してきたという。
初めは青森県辺りまでだったものが、
最近では関東近県でも見つかっているというから怖い。
野良犬などから感染する可能性が高いそうだ。
また、北海道から来た(いたことがある)犬や猫も感染の恐れありだ。

さすがにその白いそうめんは、エキノコックスではなかったが、
それでも今後、深山の沢の水だからといって安心しては飲めそうもない。
清流の中を泳ぐ白い寄生虫君が、未だに脳裏から離れない。
安心して飲めなくなる時代がもうそこまで来ているのだ。

アケビ

お隣さんと小社の社屋の間に、一本の山椒の木があり、
それにアケビのツルが巻き付いている。
元々この場所には渋柿の木が一本あり、
それに巻き付いていたのだが、数年前の建て替えに伴って、
柿の木は切り倒されてしまっていたのだ。
しかし、いつしかアケビのツルだけが復活し、
隣の山椒の木に巻き付いたのだろう。
そのアケビの実が、紫色に染まり始め、まだ皮が割れてはいないが
中身が熟し始めた様子。
もちろん、お隣さんの敷地内のものであるため、手は出せない。
そのため、これから通勤途中で林縁を見上げる回数が増えそうだ。
今年も1つ2つご相伴にあずかる予定でいる。
食べる時に、タネと果肉を分離させる作業のめんどくささがいいのだ。

サザンカ

通勤路沿いの街路樹になっている早咲きのサザンカが咲き出しました。
一重の白で、ほのかにピンク色がのっている美しい花。
キンモクセイの香りもどこからか漂い来るようになり、
これで本格的な秋の到来となったようです。
ちなみにサザンカと言えば、巽 聖歌氏が作詞した、
童謡「たきび」が思い出されます。
ダイオキシンが出るということで、野焼きやたき火は禁止の現在。
あの情緒はほとんど見かけなくなってしまいました。
でも、落ち葉などのたき火やキャンプファイヤーなどは、
一部認められるという話もあり、
プラスチックゴミやゴム、ビニール類を燃やさない限り、
法律上も大丈夫なのだそうです。
それでも中にはたき火による匂いを嫌って、
通報する人もいるようですから、細心の注意は払いたいものです。
落ち葉焚きしながら、焼き芋を作るあの風物詩は、
平成の世であっても遺して行きたいものですね。

クサボケの実

庭のクサボケの実が黄色く染まり始め、
ほのかに香りを発し始めました。いい香りです。
数年前に庭に直接挿し木したもののほとんどが根付いてしまい、
そのまま放っておいたもの。毎年元気よく枝葉を茂らせ、
たくさんの実をつけます。
といっても、実らせたままいつも腐らせてしまうのですが…。
そう言えば、いつも散策する公園にもクサボケがあるのですが、
夏に緑色の果実こそたくさん実らせるものの、
黄色く熟した果実をあまり見た記憶がないような気がします。
どうしてなのか?
栄養分が足りなくて、熟しきらずに落果しているのか、
はたまたカラスが来てついばんでいるのかと思いきや、
この間、大きな袋を持って実を採っているオバチャンに遭遇。
まだ、青い実も関係なく採っていました。
そう、人が採っていたのです。
果実酒にでもするのでしょうか。
それにしてもあんなにいっぱい。
あるだけ採らないと気が済まないという人がいるそうですが、
きっと、その人も同じ感覚なのでしょう。
本当に奇麗に採って行きました。
一応公園内なんですけどね…。
タラノキを芽だし前に幹ごと折り採る人に比べれば、
まだ可愛いですかね…。

濁らない川

茨城県を「いばらぎけん」と発音すると、
茨城県の方から「いばらき」ですとの答えが返ってくることがある。
この濁るか濁らないかは、当事者にならないとあまり気にしないもの。
私も実家が静岡県の富士川沿いであることから、気になる1人。
たいてい、「ふじがわ」と濁って読まれるが、実際は「ふじかわ」。
地元では、全国でも数少ない「濁らない川」としての誇りを持っている。
東京の荒川ともう1つ忘れたが、3つ程の川だけが「濁らない川」なのだ。
後はどこの川も必ず、○○がわと濁音が付く。
名字でも、山崎さん、中島さん、大須さんなど、
濁るか濁らないかで気にされる人も多いように思う。
たいしたことないと考える人は、きっと当事者ではないのだろう。
とは言っても、私も気にせずに
「やまざき」さんなどと言っているかもしれないので、
どこかで誰かを小さくキズ付けているかもしれない。
とりあえず、ゴメンナサイ。



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