July 2019  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

チャドクガ

今年の陽気は少々おかしな様子。
平年とはやや風変わりなことも起こりそう。
そのせいか、今年はチャドクガが大量発生の兆しであるという。
チャドクガとは、ドクガ科のガ。いかにも怖そうなネーミングだろう。
その幼虫はその名の通り、
チャノキ、ツバキ、サザンカなどにによくつく害虫。
樹によっては、びっしりと付いていることもあり、かなり気味悪い。
しかも、植物のみならず、人間様にも危害を加えるからタチが悪い。
近くを通っただけで、細かな毒毛針を飛ばすのだ。
非常に厄介な害虫なのだ。
これが肌に刺さると、赤く発疹が出て痛がゆさが何日も続く。
栃木県地方の言葉で言えば、「かせる」と言う。
これにやられたら、手で掻かず流水で洗い、抗ヒスタミン軟膏をつけると
いいらしい。防除はオルトランスプレーやスミチオンスプレー、
カダン花木用ハンドスプレー、ベニカXスプレーなどをかけて対処する。
庭にこれらの樹が植わっている方は今年は要注意!

国鳥キジ

今年はやけにキジの声を耳にする気がする。
雄の美しい姿も何度となく見た。
どこからともなく、ヒェン、ヒャーンと声がする。
ケン、ケーンとは聞こえない。
そういえば、キジは国鳥だったような。確かに身近な鳥ではあるが、
スズメやカラス程の馴染みは薄い。
馴染みのある鳥ならば、植物の名前にも多いはずだ。
しかし、キジと名のつく植物は少ない。
簡単に図鑑を調べたところ、キジムシロとキジカクシくらい。
キジノオシダ、キジノオゴケもあった。
が、植物のメジャー度も低い。
スズメ、カラスの方がメジャー度も高い。
メジャー度で言えば、ホトトギスやヒヨドリにも負けているのでは。
今年はそんなキジに注目あれ。

タンポポの綿毛

まともに春を堪能しないうちに、暦はもう初夏です。
いつの間にか、タンポポがみ〜んな綿毛になっていました。
そんな吹き飛ぶ前のまん丸の綿毛が可愛く、しばし見入ってしまいました。
ひとつも欠けのない、完全体の綿毛。
それが道端に美しく並んでいました。
息を吹きかけないように、飛ばさないように、
目線を低くして、そっと白いタンポポの世界を楽しみました。
感心するほどのデザインセンスに見惚れながらも、
そよそよと微動する綿毛を見ていると、
やっぱり息を吹きかけたい衝動は抑えられません。
うちには飛んでくるなよと念じつつ、
ひと思いにフ〜っと息を吹きかけ、旅立ちのお手伝い。
いつまでも飛び立たない強情っぱりもいれば、早速着地するものも。
私にとって、これもひとつの春の終わりを感じるための儀式のようなもの。
そしてひとつのリラックスタイムでもあるのです。

ワラビ

通勤路でワラビが葉を展開。
もはや食べ頃はとうに過ぎた状態のよう。
植え込みの中から顔を出したもの、路傍で勢いよく繁茂しているものと、
こんな所にあったのかと思わせる程。
葉を展開しているということは、誰も採らなかったということ。
ちょっと山の中に行けば、ワラビのシロは先を争うように、
採ったり採られたりの激戦区となり、ワラビの人気の程を知ります。
しかし、わざわざ山に行かなくとも、街中にも雑草のごとくあるようです。
これもワラビの戦略か。
一時には芽出さないのでしょう。
毎年7月頃までは、ワラビの芽出しを見るような気がします。
それでもやはり、おいしいのは晩春頃。
今年もおひたし、みそ汁、漬け物、炒め物と楽しませてもらいました。
しかし、このワラビが庭に入り込むとやや憂鬱に…。
スギナと同じ仲間なのです。
退治しにくい雑草と化すのです。

キンラン

林床にひっそりと咲いたキンラン。
久しぶりに出会いました。美しいですね。
花だけ見れば明るい黄色の花なのに、決して華美ではありません。
仄暗い林内に、ポッと明かりを灯したような楚々とした風情に誘われ、
その場に膝をついて眺めいってしまいました。
日本的な美が凝縮されたような草姿に感動。
花の小ささ、花数の少なさがいいのでしょうか。
これってランの花なの?とも思わせるくらいです。
あまり表に舌を見せず、そんな控えめな花の開き具合も好きです。
また出会えることを願って、黄色の花を目に焼き付けてきました。





<<back|<914915916917918919920921922923>|next>>
pagetop